「バレンタイン・デー」陰の話

自慢になりませんが、私はウチのカミさんと出会うまで、２月１４日が
１年間で一番嫌いな日でした・・・。
特に一番多感な高校時代・・・

バレンタインデー・・・。
もらったチョコの数で、男の価値を問われる日です。
クリスマスは冬休み。誕生日はバラバラに・・・訪れます。　　　　　が
この日だけは朝から『幸せオーラ満載の儀式』が各所で繰り広げられます。

一日中「もらったチョコの個数を競う」野郎ども・・・。
仲間はずれの私の下に、“仲間はずれ”の仲間が集う・・・。



私の通っていた高校は、パラダイス『岡崎商業高校』
何がパラダイスかというと、当時の『岡商』は７５％が女子。
私の学年に限っては８割が女子で、単純計算をすると
男１人に女子４人が、あてがわれる計算になります。

そんな好条件で「期待するな！」と言う方がムリでしょう・・・。

でも、現実の世界はそんなに甘いモノではなく
卒業間際の３年目のバレンタイン・デーには、さすがに諦めていました。

２月に入ったら、頭の中のバレンタイン情報を消して行きます。
まわりでは、浅ましいハイエナ共が並み居る女性陣１人１人に『義理チョコのおねだり』を繰り広げていましたが、そんなモン関係ありません。
毎日チョットづつ、頭の中から消す作業を地道にして行きます。

そして２月１４日の朝、私の脳ミソには１片のかけらも残さず、バレンタインの
「バ」の字も無い状態になっていました。
まわりで行われてるイベントも目に入りません。
いつものような日常が過ぎ、昼食を終えた直後
“仲間はずれ”の仲間が、背後から私の両肩を揉みだして

「“隊長”、チョコいくつ貰った？」


わ・・・バカ、忘れてたのにぃ・・・。必死で忘れてたのに・・・（涙）。



そんな“隊長”から、残念な「バレンタイン・デー」になりそうな男子へ贈ります。
前にこのブログ【おやじソングの神様：“藤岡藤巻”】で紹介しました “藤岡・藤巻”さんのバレンタイン・ソングです。
不穏当な表現も（既にタイトルから）入ってますが、笑って許して下さい。

「Ｂ型“ＣＯＯ”さまのパクリ」
今日の？チョット笑える（カモ）御言葉

よせよせムードに押されて、断念した。

『御教訓カレンダー』より