› “隊長”ブログ 『他人のフンドシ』 › 2006年12月2006年12月26日
大きな耳、小さな口、優しい目
※ この記事は、２０２１年１月９日に
お店ブログにＵＰしたモノを
各所で紹介しやすいように、コピペしたモノです・・・。
私がいつも録音して聞いている、ＣＢＣラジオの
『若狭敬一のスポ音』という番組があります。
その番組のオープニングトークの内容が、このオフから？
「ちょっとイイ話」に変わりました。
その中で、去年の最後の放送の内容があまりにも秀逸だったので
文字にして残すことにしました。
モチロン、どなたの許可も頂いておりません。
え？ ブログネタが無くて「パクった」・・・って？
モチロン、そうですよ。<(｀^´)>ｴｯﾍﾝ
大前提として、先に書いておきますが
我が中日ドラゴンズのＯＢに、“落合 英二” さんという宝物がいます。
現役時代も素晴らしい選手でしたが
引退後、指導者としての評価が、国内外で非常に高く
現在は、韓国『サムスン・ライオンズ』の２軍監督を任されています。
実は “落合 英二” さん、１２月１９日の『スポ音』の放送時に
ゲスト出演されてまして、その時のやり取りの中で
こんな事をおっしゃってました。
「指導者として大切なモノは
【大きな耳、小さな口、優しい目】
選手として大切なモノは【気づき】です。」
１９日の放送終了後、“若狭”アナが “落合 英二” さんに
「それにまつわるエピソードとか、ありましたか？」
と聞いて、教えてくれた話だそうです。
韓国『サムスン・ライオンズ』には
“パク・ヘミン” というスター選手がいます。
走攻守３拍子揃う、主に「１番センター」で起用される
韓国代表にもなったような、スーパースターなんですね。
いつもユニフォーム泥だらけで、球場を縦横無尽に駆け回るような
全力プレーが売りの選手だったそうです。
その “パク・ヘミン” という選手が、今年（2020年）開幕から
カラッキシ駄目で、１ヶ月経っても打率が１割８分２厘でした。
「さすがにこれは・・・」という事で
１軍登録を抹消されて２軍に落とされました。
つまり、“落合 英二” さんのところにやって来ました・・・。
しかし、１軍選手･スター選手のプライドがあるので
ふて腐れていた・・・というか、全くやる気なし。
試合前の練習の態度もそうですし
試合中のプレーも、本来の覇気を全く感じられない。
言いたい事は山ほどあるけれども
“落合 英二” さん・・・グッと我慢したそうです。
最初は、放っておいたそうです。
「いつか気付くだろう」
・・・全然気づかない・・・。
さすがにひとこと言わなきゃイケナイな。
で、このひとこと、さすが“落合 英二” さん
言葉の中身もそうですし、言い方もそうですし
タイミングも見計らって言ったそうです。
ふて腐れていた “パク・ヘミン”
試合前の練習中、そばに行って、ぼそっと・・・
ちょっと笑顔で、こう言ったそうです。
「最近、ユニフォーム綺麗だね。
（プレー）スタイル変わった？」
このひとことだけ。
ちょっと驚いた顔をした “パク・ヘミン” は
「いや・・・別に。」
ほどなくして、『サムスン・ライオンズ』の１軍選手にケガ人が続出
その “パク・ヘミン” は、あまり２軍で大した成績は残していないけれども
１軍に昇格しました。
するとです、イキナリ！３打数３安打２打点の大活躍。
すぐネットの記事に出ます。
そのネットの記事をケイタイにちゃんとメモして
“落合 英二” さんの“通訳”の方が飛んで来たそうです
「“落合” 監督、“落合” 監督！ “パク・ヘミン” 大活躍ですよ。
１軍昇格後イキナリ３打数３安打！見てください
もうネットの記事に載ってます。これすぐに送りますね。」
“落合 英二” さんのところに、そのネット記事が送られて来る
全てハングルではありますが
日本語に翻訳するアプリを持ってますから、全部日本語に直して
通訳と“落合 英二” ２軍監督と並んで、その “パク・ヘミン” の記事を読む
するとですね、記者からの
「２軍で、復調のキッカケがあったのか？」という質問に対して
“パク・ヘミン” は、代表取材でこう答えていました。
「“落合”（２軍）監督の言葉が大きかった。
たったひとことでしたが、私には大きく響きました。
２軍にいる間、考える時間が多くありましたが
完全に【自分の野球の色】を失っている事に
気づきました。
それは “落合” 監督のひとことがあったからです。
あの言葉が、私を目覚めさせてくれました。」
この瞬間、“落合 英二” さん、嬉しかったそうですよ。
「やったぁ、やったぁ！」と飛び跳ねる
そういった激しい喜びではなくて
「じわぁ・・・」っと、胸の奥が熱くなるような
喜び嬉しさを感じたそうです。
まさに監督冥利に尽きる。
「小さな口」で、選手が気づいてくれた瞬間でした。
ネット記事をスクロールしていきます。
すると当然、記事･文字がず～っと繋がっていくのですが、最後の最後
その “パク・ヘミン” の代表取材に答える笑顔の写真が載ってました。
ユニフォーム・・・、泥だらけだったそうです。
CBCラジオ『スポ音』は
毎週土曜日・１２：２０からの放送です。
お聞き逃しなく。
では、また。(^０^)/~~ バイバイ
お店ブログにＵＰしたモノを
各所で紹介しやすいように、コピペしたモノです・・・。
私がいつも録音して聞いている、ＣＢＣラジオの
『若狭敬一のスポ音』という番組があります。
その番組のオープニングトークの内容が、このオフから？
「ちょっとイイ話」に変わりました。
その中で、去年の最後の放送の内容があまりにも秀逸だったので
文字にして残すことにしました。
モチロン、どなたの許可も頂いておりません。
え？ ブログネタが無くて「パクった」・・・って？
モチロン、そうですよ。<(｀^´)>ｴｯﾍﾝ
大前提として、先に書いておきますが
我が中日ドラゴンズのＯＢに、“落合 英二” さんという宝物がいます。
現役時代も素晴らしい選手でしたが
引退後、指導者としての評価が、国内外で非常に高く
現在は、韓国『サムスン・ライオンズ』の２軍監督を任されています。
実は “落合 英二” さん、１２月１９日の『スポ音』の放送時に
ゲスト出演されてまして、その時のやり取りの中で
こんな事をおっしゃってました。
「指導者として大切なモノは
【大きな耳、小さな口、優しい目】
選手として大切なモノは【気づき】です。」
１９日の放送終了後、“若狭”アナが “落合 英二” さんに
「それにまつわるエピソードとか、ありましたか？」
と聞いて、教えてくれた話だそうです。
韓国『サムスン・ライオンズ』には
“パク・ヘミン” というスター選手がいます。
走攻守３拍子揃う、主に「１番センター」で起用される
韓国代表にもなったような、スーパースターなんですね。
いつもユニフォーム泥だらけで、球場を縦横無尽に駆け回るような
全力プレーが売りの選手だったそうです。
その “パク・ヘミン” という選手が、今年（2020年）開幕から
カラッキシ駄目で、１ヶ月経っても打率が１割８分２厘でした。
「さすがにこれは・・・」という事で
１軍登録を抹消されて２軍に落とされました。
つまり、“落合 英二” さんのところにやって来ました・・・。
しかし、１軍選手･スター選手のプライドがあるので
ふて腐れていた・・・というか、全くやる気なし。
試合前の練習の態度もそうですし
試合中のプレーも、本来の覇気を全く感じられない。
言いたい事は山ほどあるけれども
“落合 英二” さん・・・グッと我慢したそうです。
最初は、放っておいたそうです。
「いつか気付くだろう」
・・・全然気づかない・・・。
さすがにひとこと言わなきゃイケナイな。
で、このひとこと、さすが“落合 英二” さん
言葉の中身もそうですし、言い方もそうですし
タイミングも見計らって言ったそうです。
ふて腐れていた “パク・ヘミン”
試合前の練習中、そばに行って、ぼそっと・・・
ちょっと笑顔で、こう言ったそうです。
「最近、ユニフォーム綺麗だね。
（プレー）スタイル変わった？」
このひとことだけ。
ちょっと驚いた顔をした “パク・ヘミン” は
「いや・・・別に。」
ほどなくして、『サムスン・ライオンズ』の１軍選手にケガ人が続出
その “パク・ヘミン” は、あまり２軍で大した成績は残していないけれども
１軍に昇格しました。
するとです、イキナリ！３打数３安打２打点の大活躍。
すぐネットの記事に出ます。
そのネットの記事をケイタイにちゃんとメモして
“落合 英二” さんの“通訳”の方が飛んで来たそうです
「“落合” 監督、“落合” 監督！ “パク・ヘミン” 大活躍ですよ。
１軍昇格後イキナリ３打数３安打！見てください
もうネットの記事に載ってます。これすぐに送りますね。」
“落合 英二” さんのところに、そのネット記事が送られて来る
全てハングルではありますが
日本語に翻訳するアプリを持ってますから、全部日本語に直して
通訳と“落合 英二” ２軍監督と並んで、その “パク・ヘミン” の記事を読む
するとですね、記者からの
「２軍で、復調のキッカケがあったのか？」という質問に対して
“パク・ヘミン” は、代表取材でこう答えていました。
「“落合”（２軍）監督の言葉が大きかった。
たったひとことでしたが、私には大きく響きました。
２軍にいる間、考える時間が多くありましたが
完全に【自分の野球の色】を失っている事に
気づきました。
それは “落合” 監督のひとことがあったからです。
あの言葉が、私を目覚めさせてくれました。」
この瞬間、“落合 英二” さん、嬉しかったそうですよ。
「やったぁ、やったぁ！」と飛び跳ねる
そういった激しい喜びではなくて
「じわぁ・・・」っと、胸の奥が熱くなるような
喜び嬉しさを感じたそうです。
まさに監督冥利に尽きる。
「小さな口」で、選手が気づいてくれた瞬間でした。
ネット記事をスクロールしていきます。
すると当然、記事･文字がず～っと繋がっていくのですが、最後の最後
その “パク・ヘミン” の代表取材に答える笑顔の写真が載ってました。
ユニフォーム・・・、泥だらけだったそうです。
CBCラジオ『スポ音』は
毎週土曜日・１２：２０からの放送です。
お聞き逃しなく。
では、また。(^０^)/~~ バイバイ
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